住宅ローン減税の見直し

自民、公明両党が来年度の税制改正大綱を決定しました。

アベマニュースをもとにテキスト化したいと思います。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000238042.html

アベマニュース
控除額が1%から0.7%へ変更になります。残高の上限が4000万円から3000万円になります。これは損になるのでしょうか。
一般住宅については確かに残高も控除額も減少となりますが、新しく「ZEH住宅」と「省エネ基準適合住宅」がいままでの一般住宅に匹敵もしくはそれ以上の残高、控除が受けられます。

「ZEH住宅」…ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。(出典:経済産業省資源エネルギー庁)

「省エネ基準適合住宅」…

  • 住宅の窓や外壁などの「外皮」性能を評価する基準
  • 設備機器等の「一次エネルギー」消費量を評価する基準

住宅の外皮の断熱性能に加えて設備性能を含めたトータルの省エネ性能で評価することになりました。

その際に、電気やガスといったエネルギーの消費量を、化石燃料や、水力・太陽光のような「一次エネルギー」での消費量へ変換したものが指標として用いられます。(出典:東建コーポレーション)

なぜ見直しがなされたのか?

低金利時代が影響をしています。固定金利と変動金利がありますが、固定金利の場合1%で借りられます。変動金利の場合0.3%~0.4%でローンが借りれます。結果的に60%以上の方が変動金利を選んでいます。すると

                               (出典:テレビ朝日)
ローンを組まなくても住宅を購入できる人がわざわざローンを組んで減税の享受を受けることになり会計検査院がこれは住宅を購入しない人への不利益になるとして今回の税額の見直し行われることになりました。

住宅の購入はタイミングが難しいですが、税制度をしっかりと調べて適正なタイミングで購入ができるように見定めることが重要のようです。

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